今、知っとこ! ストリーマー大図鑑:第一回 とりバードインタビュー

動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」は、本日よりOPENREC.tv配信者インタビュー連載企画「今、知っとこ! ストリーマー大図鑑」を開始していきます。ライブ配信ではなかなか聞くことのできない秘話やエピソードをお届けしていきます。


子供時代はアクティブなバスケ少年

――まずは謎に包まれている、とりバードさんの出自やバックボーンを解き明かしたいと思います。

(とりバード)そんな大げさなんですね!? 生まれも育ちも、そして今も大阪に住んでます。


――どのような子供時代を過ごされていましたか?

(とりバード)子供の頃はとにかく元気が溢れていたというか。外でも遊びながらゲームもしてたという感じですね。特に別に……そんな悪いことをしてたわけでもないです(笑)。


――えっ、その言い方は何か怪しいですね。 

(とりバード)いやいや、ほんと普通にスポーツもやってましたし。小学校のミニバスから始めて、バスケットボールを高校生までやってました。


――バスケを始めたきっかけは?

(とりバード)兄弟がやっていたのが一番大きかったかな。僕、4人兄弟の末っ子なんですけど。兄・兄・兄の末っ子で。次男の兄がけっこう成績が優秀で、それに感化されて小さい頃から自然とバスケやってたんですよ。憧れの選手は、アレン・アイバーソン選手。NBAの中では小柄なのに、素早さとかで得点王とか取っちゃうのがカッコよかった。


――アクティブな子供時代だったんですね。ちなみにインドアでは何がお好きでした?

(とりバード)それで言うと、テレビですかね。アニメとかもちょこちょこ見てましたけど、特にバラエティ番組のトークとかが大好物で。明石家さんまさんとか、トークで惹きつける芸人さんの話をいっぱい聞くのが好きでした。


――ゲーム以外の趣味などは?

(とりバード)これ趣味なのか怪しいですけど、一人で黄昏れるのがけっこう好きで(笑)。奈良の山奥に一人で車を走らせて、星を見に行ったりとか。山奥の真っ暗な駐車場とかに車を停めて、空を見てぼーっとする。遠くに行くのは2ヶ月に1回くらいだけですけど、家のベランダでもある程度できるんで。もう、ぼーっと眺めるんです。


――ぼーっとすることでリフレッシュする?

(とりバード)そういう効果もあるんでしょうけど、それをしてる自分がなんか好きなんすよ(笑)。それをしてる自分に酔ってるというか。誰に見られてるわけでもないんですけど。「なんか……やってんなあ、俺……星見てる俺……ええやん」みたいな(笑)。だいたいそんな感じです。


――きっと大事な時間ですよね。

(とりバード)ま、自分の中にある、一つの人生論じゃないですけど、生き方というか。自分のこと嫌い、という人が世の中いると思いますけど、それをやっててもね。自分嫌いな自分をアピールするのって、できないじゃないですか。それって相手に失礼じゃないかと思いますし。自分のいい部分であったり浸れる部分っていうのを持っとけば、自信に繋がる。その自信がコミュニケーションに繋がっていくんだと思います。


『モンハン』が変えたゲームライフ

――ゲームが好きになったのは、いつ頃からですか?

(とりバード)高校ぐらいからゲームが楽しみになりました。そのきっかけとなったのが、PS2の『モンスターハンター2』なんです。最初は兄がやってるのを横で見ていたんですけど、面白そうやなと思って自分でやってみたらドハマりしてしまって。


――オンラインでもプレイしてました?

(とりバード)『2』の時はまだ繋いでなくて、PSPの『2nd G』とか『3rd』の時にオンラインで繋いでました。「Xlink Kai」っていうツールを通して遊べて、本当に楽しかったですね。さらにもっとのめり込むトリガーとなったのが、Wiiで発売された『3』なんです。『3』のタイムアタック競技の世界記録を持っている達人と遊ぶ機会がたまたまあって。その人に誘われる形で始めたのが『フロンティア オンライン』でした。もうそうなったら……家から出られんくなりますよね(笑)。


コンテンツとして見る人を楽しませたい

――『モンスターハンター』シリーズがとりバードさんのゲーム好きを加速させたんですね。ゲーム実況の放送を始めるきっかけは?

(とりバード)『スプラトゥーン』の爆発的ヒットがあって、動画をあげている人が当時たくさんいたんです。それを見てたら「あれ、俺の方が上手いんちゃうかな?」っていうのが、すごい自分の中にあって。単純に目立ちたがり屋だったんで、人気者になりたくて、最初はニコニコ動画に2、3本動画をあげることから始めました。で、「これ動画あげんの面倒だから、配信して見せてやろ〜」っていう意識が一番ありましたね。それでニコニコ生放送を始めて。『スプラ』の上手い部分を見せつつ、トークで盛り上げていくスタイルを目指しました。


――バラエティ番組好きが活かされてそうですね。配信でのこだわりは?

(とりバード)一人の世界に入りすぎない、ということですかね。視聴者を置いてけぼりにしない。「ゲーマー」と「配信者」にカテゴリーの違いがあると思うので、見世物というか、配信として成り立たせるのを意識しながら、ゲーマーになり過ぎないようにするのを心がけてます。


――配信に影響を受けた人とかいますか?

(とりバード)『モンハン』の、いわゆる釣り動画で有名なフェニックスさんですかね。フェニックスさんは、「G級」とか「神プレイ」だとかタイトルに書いておきながら、実際は苦労して下位のモンスターを倒すみたいな内容でめっちゃ面白かった。あとはたいじさんが昔、視聴者を集めてプラベするみたいな企画があって、参加者がみんな「たいじ」って名前なんですよ。で、「たいじを四人同時に倒した男」みたいな動画になってて。ゲームの上手さというより、そういう釣り的な要素でも面白いことできるんやな、って心に残りましたね。


――今後の目標は?

(とりバード)今の数倍、数十倍の人気者になりたいですね。目立ちたがり屋なんで(笑)。それをするためには、もっと楽しませるように努力しないといけない。どうやってたくさんの人に見てもらえるきっかけ作りができるか、それをいつも考えてますね。


――今後のOPENRECには、どんなことを期待しますか?

(とりバード)ゲームに特化するのも大事ですけど、配信者が配信しやすい環境というか、配信しがいのあるサイトになって欲しいですね。ゲームに限らず、雑談であったり別のことであったり、カオス的な感じになったらもっと面白そうな気がします。


――最後にOPENREC.tv視聴者へメッセージをお願いします。

(とりバード)視聴者も配信者もお互いにめっちゃ楽しめる配信ですので、ぜひ見てみたらいかがでしょうか? 面白い配信です。ほんと、オススメです。釣りじゃないです(笑)。


――とりバードさん、第一回インタビュー、ありがとうございました!


■「今、知っとこ! ストリーマー大図鑑」第一回インタビュワー

OPENREC.tv配信者:とりバード

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